きとのおもちゃばこ。

名刺の肩書が『データアナリスト』になったけど、実態が無いので途方に暮れてます。

【読んだ本】戦略・マーケティングの名著を読む(2015)

日経のビジネスマン向けサイトで連載された、企業戦略・マーケティングの有名な本を解説した連載記事をまとめたもの。

マーケティング業界の末端で働いている身としては、「聞いたことがあるけれど、読んだことがない本」 ばかりなので、知った気になれる点では便利な本である。

 

 

本書の特徴
本書で取り上げられている11冊と各章のひとこと要約
  1. 競争優位の戦略―いかに高業績を持続させるか
    製造、流通、マーケetc.. のどこかでコストを下げるor差別化すれば、競合企業より優位に立てる。

  2. 良い戦略、悪い戦略
    良い企業戦略とは、(1)適切な現状診断、(2)明確な基本方針、(3)達成のための具体的な行動が示されたもの。

  3. BMW物語―「駆けぬける歓び」を極めたドライビング・カンパニーの軌跡
    ブランドイメージは消費者との約束なので、短期的な市場動向に振り回されてはいけない。

  4. MAKERS 21世紀の産業革命が始まる
    3Dプリントとはじめとした機器の登場で、アイデアを誰でも気軽にリアルな形に変換できる時代になった。

  5. 成功はゴミ箱の中に レイ・クロック自伝
    マクドナルド創業者の自伝。事業スタートの段階から、規模拡大を想定した標準化を心がけていた。

  6. フラット化する世界 経済の大転換と人間の未来〔普及版〕
    国境を跨いで共同作業が可能となる「フラット化」の時代では、国境・会社を超えた業務の標準化ができる企業が勝つ。

  7. コトラーのマーケティング3.0 ソーシャル・メディア時代の新法則
    SNSによる消費者の声が影響力を持つ時代なので、消費者が感動できる「体験」を提供することが求められる。

  8. コークの味は国ごとに違うべきか
    世界はフラット化していないので、グローバル進出時には国ごとの差異を認識して、そのうえで適応・集約する必要がある。

  9. なぜこの店で買ってしまうのか ショッピングの科学
    消費者が「買わない理由」を知って買う気にさせるには、買い物客の行動にヒントがある。

  10. 予想どおりに不合理: 行動経済学が明かす「あなたがそれを選ぶわけ」
    人間は不合理的な意思決定をする生き物なので、基準次第で価値判断が異なってくる。

  11. ファスト&スロー (上)(下)
    人間の意思決定には、高速でローコストだが不正確なシステム1と、論理的だが時間のかかるシステム2がある。

こんな人におすすめ
  • MBA的なケーススタディが好きな人
  • マーケティングの有名どころを抑えておきたいが、
    真面目に読もうとすると分厚くて挫折した人
  • マーケティング領域の実務経験があって、関連する話を聞いたら
    「ああ、自分の仕事ではアレのことか」と発想を広げられる人