きとのおもちゃばこ。

名刺の肩書が『データアナリスト』になったけど、実態が無いので途方に暮れてます。

【読んだ本】リーダーシップの名著を読む(2015)

日経のビジネスマン向けサイトで連載された、
リーダーシップの有名な本を解説した連載記事をまとめたもの。

書店のビジネス書棚でよく見る本の概要としてだけではなく、
コンサルタントの経験・近年の動向を踏まえた、古典のアップデートも試みられている。

リーダーシップの名著を読む (日経文庫)

リーダーシップの名著を読む (日経文庫)

 
本書の特徴
  • 著者は現役コンサルタントケーススタディ中心で話が進む。
  • 各章のスタンスは著者によって違う。原著の忠実な要約な章もあれば、
    原著への言及よりも「俺はこう考えた」がメインの章もある。
  • ほとんどの章で、「自己研鑽」「企業文化の醸成」のいずれかが結論。
本書で取り上げられている11冊と各章のひとこと要約
  1. 第2版 リーダーシップ論
    マネージャーは目標設定と問題解決が仕事で、リーダーはビジョン設定とメンバーの鼓舞が仕事。

  2. 人を動かす
    人を動かすにも、人に好かれるにも、人を説得するにも、まずは相手に誠意と好意を向けるところから。

  3. 自助論
    積極的に経験を積んで知識を体得することで「天は自ら助くるものを助く」。

  4. 7つの習慣
    人格の向上による(1)自立した成長、(2)他者とのよりよい共存関係の構築、(3)自己研鑽の3段階で、成功に至る。

  5. EQ こころの知能指数
    リーダーには頭の良さだけでなく、感情をコントロールする力(=EQ)も重要。

  6. リーダーシップ 新装版―アメリカ海軍士官候補生読本
    リーダーとは個人の心構えでなく、他者からの信頼・尊敬・協力があってはじめてリーダーとなる。

  7. 組織文化とリーダーシップ
    企業の成功や変革には、社内で共有された価値観・前提認識(=組織文化)の理解が欠かせない。

  8. エクセレント・カンパニー
    社員は企業文化に沿った「自主性」を発揮できる。そのうえで顧客視点や行動力を備えた会社が成功を収める。

  9. なぜ、わかっていても実行できないのか
    組織構成や評価制度を理由に、実行に移すこと自体が躊躇われる企業文化であってはならない。

  10. チーズはどこへ消えた?
    いっときの成功経験に縛られず、時代の変化に合わせて柔軟に対応すべきである。

  11. マネー・ボール
    一見して非合理だが、データ分析にもとづいた評価軸を徹底することで、アスレチックスは強豪チームとなった。

こんな人におすすめ
  • 偉いコンサルタントのありがたい話に興味がある人
  • 「リーダー=偉い人」くらいの漠然とした理解しか持っていない人
  • 「部下(orチームメンバー)は俺のことを分かってない!」と憤りを覚える人